忍者ブログ
シュアラ編中心サイト。
最新コメント
[01/22 小春]
[01/21 梧香月]
[09/12 日和]
[09/12 梧香月]
[09/12 日和]
プロフィール
HN:
沙羅の語り部
性別:
女性
自己紹介:
沙羅ノ国。一般的には「シュアラ」の呼称がつかわれている。
帝と巫女姫が執政を行うこの国の、雅で切ない物語。名無しの語り部が語るとしよう。
[221]  [220]  [219]  [218]  [217]  [216]  [215]  [214]  [213]  [212]  [211
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『花』編で扱った歌の説明。








【とある少女と千年の恋~歌~】


①自作

  いにしえの都桜は散りゆけど
   みゆきの野辺に咲くや此の花

【直訳】

 いにしえに咲いた都の桜は散ってしまいましたが、雪深い(かつて大斎院だった私が赴いた=御幸)野辺に、この花がいま咲いています。

【意訳】

 昔の私は死んでしまったけれど、(今日)おもむいたここで咲いて(生きて)いるよ。

②引用

イ)順徳院

  佐保姫の染めゆく野辺はみどりごの
   袖もあらはに若菜摘むらじ(御集)

【訳】(春の女神である)佐保姫が緑に染めてゆく野辺は、幼いこども(もしくは娘)たちが袖から腕もあらわにして、若菜を摘んでいるらしい。
 ※みどりごは幼い娘、年若い女子をさすことがある。


ロ)読人不知

  風まぜに雪は降りつつしかすがに
   霞たなびく春は来にける(新古今和歌集 巻第一 春歌上 0008)

【訳】風にまじって雪が降っているけれど、霞がたなびき春はやってきたよ。


ハ)紀友則

  水のおもにあや吹き乱る春風や
   池の氷を今日はとくらむ(後撰11)

【訳】水面に吹き乱れて文様を描く春風よ、その紋(あや)をほどくわけではないだろうが、(暖かな初春の)今日は、池に張った氷を解かしているのだろうか。
※『友則集』巻頭歌(詞書は「立春日」)に結句を「今朝はとくらむ」として載せる本もある。

PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
管理人のみ閲覧可   
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]